八ヶ岳赤岳山頂は薄曇り、気温7.2℃、体感4.9℃。湿度96%で、山麓の15.9℃とは約9℃の差がある。日中は弱い霧雨が予想され、12時以降は降水確率が65%から88%と高い。風は穏やかだが、突風は10m/sを超える場面もある。

岩稜帯である赤岳の登山道は、霧雨により濡れて滑りやすくなる。特に文三郎尾根や地蔵尾根の鎖場では、濡れた岩と足場の滑りやすさに細心の注意が必要だ。視程は20km以上と良好だが、霧雨が続けば局地的に視界が悪化する可能性も考慮すべき。

体感温度は低く、濡れることによる低体温症のリスクが高い。ベースレイヤーは速乾性、ミッドレイヤーにフリース、アウターには防水透湿性のレインウェアが必須。休憩時には濡れても保温力を保つ化繊の保温着を必ず着用すること。防水手袋や帽子も有効だ。アイゼン・チェーンスパイクは不要。自動リスク判定では顕著な警戒値は検出されていないが、視程と気温変化の推移には継続的な確認が必要。

夕方以降も気温は7℃前後で推移し、18時頃まで霧雨が続く。夜間にかけて天候は回復傾向だが、日中の濡れた装備が夜間の冷え込みで体温を奪う可能性がある。行動は可能だが、万全の雨具と防寒対策、そして滑りやすい岩場での慎重な足運びが求められる。