槍ヶ岳山頂は弱い霧雨が続き、気温2.5℃、体感は氷点下に近い-0.5℃で推移している。湿度94%と高く、濡れた岩稜帯での行動は低体温症のリスクを伴う。日中は曇りで降水は一時的に止むが、15時頃から弱い雨、夜間にかけては強い雨に変わる予報だ。風は比較的穏やかだが、濡れた体で風に当たると体感温度はさらに下がる。

現在の山頂コンディションは、全体的にウェットな岩稜露出状態だ。穂先の鎖場や梯子も濡れており、ホールド・スタンスは滑りやすい。特に下りでの滑落リスクが高まるため、三点支持を徹底し、慎重な行動が求められる。雨具は上下セパレートの防水透湿性シェルを必ず着用し、防水性のある手袋も携行すること。行動中の防寒着としてフリースや薄手ダウンも必須だ。

日中の気温は3〜4℃台で推移するが、濡れた衣服や停滞時には体温を奪われやすい。万が一の低体温症に備え、予備の保温着も防水スタッフバッグに入れて持ち歩くこと。午後には雨脚が強まり、夜間には風も強まるため、日没前の下山を厳守し、無理な行動は控えるべきだ。