伊吹山山頂は現在、弱い霧雨に包まれ、気温11.7℃、湿度98%で視程は2.1kmだ。山麓との気温差は7.5℃と大きく、山頂は肌寒い。日中を通して雨が続き、降水量は午後から徐々に増す予報だ。特に12時以降は降水確率が94%を超え、15時には100%となるため、終日雨対策が必須となる。

体感気温は11℃だが、雨と湿度98%により、濡れると実際の体感はさらに冷え込む。低体温症のリスクが高まる環境だ。ベースレイヤーは速乾性の化繊かメリノウール、ミッドレイヤーにフリース、アウターは防水透湿性のレインウェアが必須となる。地面は終日ウェット状態だ。表登山道は石灰岩質であり、雨で濡れると非常に滑りやすくなる。特に傾斜のきつい箇所や岩場では、泥濘と相まってスリップに厳重な注意が必要だ。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、雨具は上下ともに必須装備となる。

伊吹山特有のリスクである霧での道迷いに警戒が必要だ。特に視程2.1kmは山頂付近では容易に悪化し、表登山道のような比較的明瞭なルートでも、標高が上がるにつれて周囲の展望が利かなくなり、方向感覚を失う可能性がある。雷の予報はないが、最大突風は13.6m/sが予想され、体勢を崩さないよう注意が必要だ。本日の登山は、終日雨と霧、濡れた地面によるスリップと低体温症のリスクを十分に理解し、万全の雨具と防寒対策を講じた上で、慎重に行動すべきだ。視界不良時の道迷いにも注意し、無理な行動は避けること。状況が悪化すれば速やかな下山を検討したい。夜間にかけても雨は継続し、降水量もさらに増える予報だ。