十勝岳山頂は午前8時現在、曇り、気温9.2℃、体感は6.8℃。風速は1.1m/sと穏やかだ。山麓との気温差は7.4℃あり、標高差による気温低下は明確に感じる。日中を通して気温は10℃前後で推移し、午前中は降水の心配はないが、午後15時には降水確率47%で曇り予報となっている。風は日中も弱く、森林限界以上の望岳台コース上部でも行動を妨げるほどの強風にはならないだろう。

積雪は0cmで、地面はドライコンディションが続く。しかし、午後の降水によって、大正噴火火口や新噴火口周辺の火山灰が堆積した箇所では泥濘化する可能性がある。行動の際は足元に注意し、防水性の登山靴が望ましい。防寒レイヤリングとしては、速乾性ベースレイヤーの上にフリースなどのミッドレイヤー、そして防水透湿性のシェルアウターが必須だ。行動中は暑くても、休憩時や風が吹くと体感温度が下がるため、脱ぎ着で調整できるよう準備すること。

雷のリスクは低いと判断されるが、午後の天候変化には注意が必要だ。低体温症のリスクも、適切な装備と行動をしていれば低い。しかし、もし降雨に遭い体が濡れると、気温9℃前後でも急激に体温が奪われる可能性がある。雨具は必ず携行し、早めの着替えやシェルターでの休憩を検討すること。全体的に穏やかなコンディションだが、午後の降水を見越して、早めの行動開始と下山を推奨する。