午前中は曇り空が広がり、谷川岳山頂付近の体感気温は7.8℃と肌寒い。山麓との気温差は約7度あり、標高を上げるにつれて体感温度は一層下がる。速乾性ベースレイヤーの上にフリースなどのミッドレイヤー、そして防水透湿性のアウターシェルは必須だ。稜線では突風が最大11.6m/sに達する時間帯があり、体感温度をさらに押し下げるため、低体温症のリスクに備える必要がある。

地面は積雪がなく、現状はドライだが、午後15時頃から降水確率が51%と高まる。これに伴い、登山道はウェットから泥濘状態に変化する可能性が高い。特に「トマの耳・オキの耳」の双耳峰を結ぶ稜線では、視程の悪化と風による体感温度の低下が行動に影響を及ぼす。

谷川岳特有の短時間の気象急変に備え、雨具は必ず携行し、早めの行動開始と下山を心がけること。濃霧によるルートロストのリスクも高まるため、視界が確保できない場合は無理な行動は避けるべきだ。夕方以降も曇り空が続き、気温は徐々に低下する。行動を続ける場合は、ヘッドランプと予備の防寒着を準備する。