御嶽山は快晴に恵まれ、視界は良好に開けている。午前7時45分現在、山頂気温は2.1℃、体感は-0.8℃。山麓との気温差は10℃以上あり、標高差による冷え込みを意識する必要がある。日中は気温が徐々に上昇し、正午には6.6℃まで達するが、午後にかけて北西の風が強まるため、稜線上では体感温度が低下する。

地面コンディションは、積雪が無く降水も無いため、剣ヶ峰へ続く白い火山礫斜面は全般的にドライ。岩稜も露出しており、滑りやすい泥濘のリスクは低い。しかし、午後の風は15時には突風11.3m/sに達する予報で、稜線や開けた場所ではバランスを崩しやすい。特に火口湖群周辺など、風を遮るものの少ないエリアでは注意が必要だ。

体感気温は日中0℃前後からプラスとなるが、風の影響を考慮し、吸湿速乾のベースレイヤー、フリースや薄手ダウンのミッドレイヤー、そして防風防水性のアウターシェルは必須装備となる。行動中は汗冷えを防ぐためこまめな換気を心がけ、停滞時には積極的に保温を行うこと。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、防風・防寒対策として雨具は必ず携行する。活火山である御嶽山では、2014年噴火の教訓からヘルメット携行を強く推奨する。雷のリスクは低いが、日没後は気温が氷点下となるため、低体温症のリスクを避けるためにも余裕を持った下山計画が肝要だ。