利尻山山頂は現在霧雨、気温は氷点下に近いマイナス0.6度、体感はマイナス4.2度。日中も霧雨は続き、山頂付近の気温は1度から2度台で推移するが、湿度の高さと風の影響で体感は終日氷点下となる。山麓との気温差は大きく9度以上開いている。視程は現在6.9キロだが、霧雨の継続により急速に悪化する可能性がある。
地面は霧雨により終日ウェットから泥濘状態となる。特に9合目以上の脆い火山礫は水分を吸い込み、非常に滑りやすくなっているため、足元には常に細心の注意が必要だ。この状況下での不用意な行動は滑落のリスクを高める。防水透湿性の雨具上下は必須装備であり、ベースレイヤーは速乾性素材、ミッドレイヤーにはフリース、アウターにはハードシェルを着用し、予備の防寒着も必ず携行すること。グローブと帽子も低体温症対策として不可欠だ。
気温が低く常に濡れる状況は低体温症リスクが非常に高い。行動中は定期的に休憩を取り、温かい飲み物や行動食でエネルギーを補給し体温低下を防ぐ。濡れた衣類は速やかに着替えること。日中の風速は突風でも最大7メートル毎秒程度と比較的穏やかだが、独立峰特有の海風による急な天候変化には常に警戒が必要だ。雷の予報はない。
夜間にかけて気温はさらに低下し、氷点下となる。降水は継続し、9日未明には風速が突風10メートル毎秒を超える予報。日中の行動を終え、この時間帯に山中にいることは避けるべきだ。今日のコンディションは登頂を強く推奨しない。慎重な判断が求められる。
北海道
利尻山
Mt. Rishiri
2026年6月8日 07:04 更新
利尻山 霧雨と低温続く。脆い火山礫に注意
Drizzle and low temperatures persist. Wet and loose volcanic scree requires
現在の気象状況 — Current Conditions
▲ 山頂エリア (Summit)
気温 Temp
-0.6°C
風速 Wind
2.4m/s
ENE
天候 Weather
🌦️ 霧雨
体感 Feels Like
-4.2°C
▼ 登山口・山麓エリア (Base)
気温 Temp
+8.8°C
風速 Wind
2.4m/s
ENE
天候 Weather
🌦️ 霧雨
標高 Altitude
217m
山頂の3時間予報 — Summit Forecast
09:00
+2°C
2.5m/s
E
💧 0.1mm
(88%)
12:00
+2°C
2.5m/s
E
💧 0.6mm
(100%)
15:00
+2°C
2.9m/s
ENE
💧 0.3mm
(98%)
18:00
0°C
2.4m/s
ENE
💧 0.7mm
(100%)
21:00
0°C
3.5m/s
E
💧 0.6mm
(100%)
00:00
0°C
3.8m/s
ESE
💧 0.7mm
(100%)
03:00
-1°C
4.8m/s
E
💧 2.1mm
(100%)
気象分析 — Analysis Report
日本語
コンディション概ね良好 — 通常の山岳安全対策を実施すること
English
Conditions generally good — Conduct standard mountain safety measures
Mt. Rishiri summit currently experiences drizzle with temperatures near freezing at -0.6°C, feeling like -4.2°C. This drizzle will persist throughout the day, with summit temperatures ranging from 1°C to 2°C. However, high humidity and wind chill will keep the effective temperature below freezing all day. There is a significant temperature difference of over 9°C between the summit and the base. Visibility is currently 6.9km
山岳ガイド — Mountain Guide
概要 Overview
北海道北部、日本海に浮かぶ利尻島にそびえる標高1,721mの独立峰。「利尻富士」とも呼ばれる美しい山容で、海から一気にせり上がる姿は北海道百名山の象徴的存在。利尻礼文サロベツ国立公園の核心部。
特徴・地形 Features
海抜0mから山頂まで一気に登る独立峰のため、登山開始時は森林帯、中腹から低木帯・高山帯と植生が劇的に変化。山頂直下の脆い火山礫の急斜面が核心部。
ベストシーズン Best Season
6月下旬〜9月中旬。それ以外の時期は雪と寒気で本格冬山となる。海風の影響で気象変化が激しい。
主要ルート Main Routes
鴛泊コース(最一般的・標高差1,500m超)、沓形コース(中級者向け・崩落で通行止めも多い)。
注意点・危険箇所 Cautions
山頂直下の崩落地形での滑落事故が多発。9合目から山頂は脆い火山礫で踏み抜き注意。海風による濃霧・低温に備える。
アクセス Access
稚内空港・稚内港からフェリーで利尻島へ。鴛泊港から登山口までタクシーまたはバス。
※ 本ガイド情報は一般的な参考資料であり、最新の登山道状況・規制情報は各自治体・登山口の公式情報をご確認ください。