現在の十勝岳山頂は曇り、気温11.8℃。風は穏やかだが、午前9時から弱い霧雨が始まり、正午には降水確率69%で弱い霧雨、午後3時には98%で霧雨となる予報だ。山頂の体感気温は現在11.1℃だが、正午頃の体感は風速と合わせ約10.0℃、午後3時には約9.7℃と推移する。山麓との気温差は6.7℃あり、標高を上げるほど冷え込みは顕著となる。

登山道は日中の降水によりウェットから泥濘状態となるだろう。特に大正噴火火口や新噴火口周辺の岩稜帯は滑りやすくなるため、足元には十分な注意が必要だ。残雪はすでに解消されている。雨具は上下必須装備とし、滑りやすい箇所に備えトレッキングポールも有効だろう。ベースレイヤーは吸湿速乾性、ミッドレイヤーに薄手フリース、アウターには防水透湿性レインウェアを着用し、さらに予備の防寒着を携行すること。

自動リスク判定で【急激な気温低下】が指摘されている。午後3時の10.8℃から翌午前3時の0.7℃まで、予報期間中に11℃の低下が見込まれる。日中の霧雨に濡れた状態で夕方以降の行動は低体温症のリスクを高める。早めの行動開始と下山を徹底し、冷え込みに備えた防寒レイヤーを一枚多めに携行する判断が求められる。午後から夕方にかけての行動は特に注意が必要だ。

強風は最大突風7.8m/sと予測されており、森林限界以上では風の影響を受けるものの、行動を著しく阻害するレベルではない。しかし、雨で視界が悪い中では体感温度がさらに低下するため、無理な行動は避けたい。雷の予報はないが、山の天気は変わりやすい。常に空の状況に注意を払い、早めの行動を心がけることが今日の安全を確保する。