午前7時15分、赤岳山頂は快晴。気温6.6℃、体感は3.7℃。山麓との気温差は8.4℃に開いている。日中は快晴からほぼ晴れが続き、9時には9℃、正午には11.3℃まで気温が上昇する。風は概ね弱く、突風も7m/s程度で安定したコンディションが続くため、日中の行動は快適だ。視程は20km以上と良好で、八ヶ岳の雄大な景色を存分に楽しめるだろう。

現在の積雪は0cmで、地面は完全に岩稜露出状態。日中は降水もなくドライなコンディションでの行動が可能だ。アイゼンやチェーンスパイクは不要だが、岩稜帯であるため足元はしっかりとした登山靴を選びたい。体感温度は日中も一桁台となるため、ベースレイヤーには速乾性の化繊またはウール、ミッドレイヤーにはフリース、アウターには防水防風シェルを携行すること。休憩時や朝晩の冷え込みに備え、薄手のダウンベストなどの保温着も有効だ。

しかし、夕方からは天候が下り坂となる。18時には弱い霧雨が始まり、21時には霧雨、21日0時には本格的な雨となる予報だ。気温も夜間には4℃まで低下する。特に文三郎尾根や地蔵尾根の鎖場は、雨で岩が濡れると滑りやすくなり滑落のリスクが高まる。日中の安定した条件を最大限に活かし、遅くとも15時には下山を終える計画としたい。夜間の雨と気温低下による低体温症にも注意が必要だ。