羅臼岳は午前7時15分現在、山頂で弱い霧雨。気温は9.1℃、体感は4.9℃を示している。山麓との気温差は9℃あり、標高を上げるほど冷え込みが顕著になる。日中は薄曇りから弱い霧雨が続き、正午には気温4.9℃、午後3時には-2.7℃まで急激に低下する予報だ。降水確率は最大84%で、濡れた路面はウェットから泥濘状態となる。午後には気温が氷点下となるため、濡れた岩稜や木道が凍結する可能性もある。

自動リスク判定で【急激な気温低下】が示されており、予報期間中に17℃の低下が見込まれる。行動中の体温管理には最大限の注意が必要だ。知床峠からの羅臼コースを計画している場合、早朝出発でも午後には厳しい冷え込みとなるため、引き返しの判断は早めに行うこと。羅臼岳は世界自然遺産でありヒグマ生息地でもある。この時期はヒグマの活動が活発化するため、フードロッカーの携行と適切な行動が求められる。

防寒レイヤリングは、吸湿速乾性のベースレイヤーに厚手のフリースや薄手ダウンのミッドレイヤー、そして防水透湿性のレインジャケットとレインパンツが必須となる。休憩時や悪天時に備え、さらに保温性の高いダウンジャケットを携行すること。防水グローブと防水性のある登山靴も不可欠だ。積雪深は0cmだが、午後の凍結に備えるならチェーンスパイクの持参も検討したい。雷のリスクは低いが、突風は午前中最大15.3m/sで体感温度を大きく下げる。日中の気温低下と霧雨により体が濡れることで、低体温症のリスクが極めて高い。山頂アタックは推奨しない。