キロロリゾート山頂は現在、気温5.8℃だが体感は-0.2℃と低い。今後日中にかけても気温は3〜5℃台で推移するが、風はSW方向に強まり、突風は29.5m/sに達する見込みだ。この強風と低い体感気温により、山頂稜線の強風リスクは非常に高く、低体温症への厳重な警戒が必要となる。

積雪は7cmと少なく、春先の残雪期特有のコンディションだ。日中の気温上昇で残雪は緩み、ウェットな状態が進行する。朝里岳北東斜面や林間ツリーラン内も同様に、雪が薄い箇所では泥濘や岩稜露出が進んでいる。滑走は困難であり、登山としての行動になる。

行動する際は、吸湿速乾のベースレイヤー、保温性の高いミッドレイヤー、そして防風防水のアウターシェルは必須装備となる。厚手のグローブとニット帽も携行すること。凍結箇所対策としてチェーンスパイクの携行も検討したい。強風に晒される山頂稜線は避け、風裏となるルートを選び、突風によるバランス喪失や体感気温の急激な低下に常に注意を払うこと。天候急変にも備え、無理な行動は控える。